沢山泣いて、泣いて、涙は枯れる事がないのかしら、と言うくらい泣いて
悲しみに打ちひしがれて....。でも、きっと再び会える日が来ます。
愛して止まなかったあの子達へ........。
    

虹の橋

天国の入り口は虹の橋

とても親しかった動物は死ぬと、虹の橋へ行く

そこには草原や丘があり、みんなと一緒に走ったり遊んだりできる

光りがあふれ、充分な食べ物と水があり、彼らは暖かく包まれ安らいでいる

すべての動物達、病気や年老いていた者は癒され元気を取り戻す

ちょうど、彼らと過ごした日々を思い出す夢の中でのように

彼らは皆幸福である

たった1つの気がかりは、とても大切な人と別れてしまったこと

遠くに残してきたこと

みんなと一緒に走り遊んでいるけど

その時、立ち止まりじっと彼方を見つめる

その明るい瞳に人影が映り、体が震えだし、一人走り出す

草原を越えて、もっと早く、早く、もっともっと

あなたは光の中で、かけがえのない友に再び会う

共に再会の喜びに泣き

二度と別れの悲しみを味わう事はないだろう

頬は幸せのキスで濡れ、その両手に愛する友の顔を抱き

再び、その目に信頼の輝きを見るだろう

命は終わっても

心は失われることはなく

そして、いつか一緒に虹の橋を渡っていく・・・

虹の橋で待っているすべての動物達に捧げます



注)このお話は生全寺の「寺の子いぬねこ便り2」に記載されているものです。
許可を頂いて掲載していますので、他の公式なHPには、使用しないで下さい。

虹の橋のWEB絵本があります。どうか皆様是非1度ご覧になられてみて下さい。
こちらのサイトさんの『Gallery』から『Animation』へお進み下さい。

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