わたちティア・・・にゃお家の三女でちゅ。
   生まれた時は元気一杯ママのおっぱいもたくさん
飲んだでちゅ。毎日体重も増えてたのにおねーたんが
虹の橋へ行った夜くるちくなったの。
   ママの風邪がうつっちゃったのかにゃあ。
   Rikoは何も言わにゃいで悲しそうな顔をちて名前をつけてくれた。涙のようなものがわたちの
まだあかないお目々にキラリと光ったからティアってね。
 Rikoはわたちをお手々の上に寒くないように乗せて
くれてたんだけど疲れちゃったのかうとうとちてたんでゅ。
わたちもう虹の橋へ行くからママに行ってきまちゅちたいから
   起きてーーと泣いたらRiko起きてくれてママの側に置いてくれたんでちゅ。おねーたんと同じようにぺろぺろ舐めてくれて
うれちかったでちゅ。ママとRikoみんな心配しにゃいで。
 おねーたんやRikoパパ達と虹の橋で楽しく暮らしていまちゅ。
   Rikoが最期に入れてくれたラベンダーとデンファレ
みんなにもわけてあげたでちゅ。

ボク、みいこ。女の子みたいな名前だけど、男の子だよ。
ボクはね、12年前の1989年に今までの

両親から捨てられちゃったんだ。
何処に行こうか迷ってるうちにある店の中に入った。
そこには、高校生のお姉ちゃんがいたのさ。
お姉ちゃんは、ボクをとても気に入ってくれて、

一緒に暮らす事になったんだ。運命かな。
それからは、いつも、お姉ちゃんと一緒だったよ。
毎日毎晩、家の門柱の所でお姉ちゃんの帰りを待つ事が
日課になってた。ボクは、お姉ちゃんを、
お姉ちゃんはボクを・・お互いに大好きだった。
でも、お姉ちゃんには、ボク以外の愛するヒトが出来て結婚して
家から、いなくなっちゃったよ・・・。
ボクが幾ら門柱の所で待ってても帰って来なかった・・。

あの時は寂しかったな・・・。だけど、お姉ちゃん。
ボクの事、一杯愛してくれたね。サンキュ!
お姉ちゃんが、ボクに逢いに来てくれるまで
ボク、虹の橋で待ってるよ。そして、今度はずっと一緒だよ。

あたち達ボク達、チャイナしゃんと出逢ったグレープママから
産まれたでちよ。ママとみんなと、仲良くちあわしぇに
暮ちていたでちけど、ママね、あたち達
ボク達を産んでから
ちゅぐに、大怪我ちちゃったの・・・・。ちょれで、ママは
チャイナしゃんにょお家でお怪我を治ちていたにょ。
その間、ボク達は、サビ子おばちゃんに面倒見てもらって
いたんだよ。とっても優しいおばちゃんなんだよ。
でもね・・・。ボク達
あたち達、遊んでるうちに、
道に迷っちゃったの・・・。「ここ何処?」って聞いたら
どこかのおぢ猫さんが「ここは、虹の橋だよ。坊や達。
暫くの間お母さんとは逢えないけれど、きっとお母さんや
君達が、信頼していた友達に必ず逢える。それまで
待っている所なんだよ」って・・・・。そうなんだ・・・。
ここが虹の橋なんだ・・・。でも、淋しくないよ。
一杯愛してもらったもん!!また逢おうね!きっとだよ!
                             
2001年初夏


Copyright© 2000-2010 Angel Cat all rights reserved.